遺言書検認の立会い

自筆証書遺言の検認期日

 

自筆証書遺言書は公正証書遺言書と違い、遺言書の内容を保全し、公的な文書にするための「検認」という手続が必要になります。

この検認期日では、原則として遺言書を作成した遺言者の相続人全員が家庭裁判所に集まり、遺言書の中身を確認し、保全することになります。

 

遺言者の相続人が近くに住んでいる、または親しい関係なら問題はありませんが、現実はそうはいかず、遠方に住んでいる場合や、相続人の関係が悪い場合がよくあります。そのほか、相続人が高齢で裁判所まで移動できないため出席できない場合もあります。

 

そんな場合、検認期日はどうなるのかというと、申立人以外の相続人が欠席しても問題なく検認が行われます。

 

さすがに申立人は家庭裁判所の手続を利用しようと積極的に介入している立場なので、欠席することは考えられません。

しかし、それ以外の相続人は、いきなり平日真っ昼間の○月○日に△△家庭裁判所に来て下さいと通知がくる訳なので、事前に申立人から事情を聞いて協力的になっていない限り、対応できることのほうが稀です。

 

ですので、申立人以外の相続人が検認期日に裁判所に来れなくても、自筆証書遺言書の検認手続自体には何の問題もなく、ちゃんと検認済み証明書も発行されますのでご安心を。