MENU

電話・メールでご相談
メール24時間受付中

お電話はこちらから WEBからのご相談はこちら

【相続登記 相談解決事例】異父兄弟の相続人と遺産分割の協議ができず調停になったケース

2023 9/19
【相続登記 相談解決事例】異父兄弟の相続人と遺産分割の協議ができず調停になったケース

ご相談内容

 ご依頼者は50代の男性。働き盛りで平日は時間が取れず、休日に相談に来所されました。

内容は亡くなった父と母の名義になっている不動産、預貯金の相続手続。

話を詳しく聞くと、亡くなった母は離婚歴があり、全夫との間に子供(依頼者の異父兄弟)が数名いることがわかりました。

異父兄弟の存在は知っているが、交流はまったくなく、名前も顔も住所も知らない相手とやり取りするのは自分だけでは心許ないとのことで、ご依頼をいただきました。

当事務所の解決方法

 依頼者からみて親が亡くなったとき、相続人になるのは自分を含む兄弟姉妹です。

今回の事例のように、仮に親が再婚などで前配偶者との間に子供がいる場合、その方も異父(異母)兄弟姉妹として相続人になります。

当事務所はまず、依頼者から異父兄弟の相続人に対して手紙をお送りするお手伝いをしました。

異父兄弟とはいえ、顔も名前も知らない方は完全に他人です。
そのような方にいきなり相続の手続で書類を送っても、上手くいきません。

まずはご挨拶から始め、共通する親の死亡の事実など、相手が関心を持つ内容で手紙を送り、その後改めて相続手続の協力をお願いする手紙を依頼者と一緒に考え、お送りしていただきました。

 2つめに、協力が得られない相続人との遺産分割調停の申立を行いました。

手紙を送ったことで協力してくれた相続人もいましたが、中にはやはり警戒してなのか、まったく音沙汰のない方もいました。

相続人が任意に話し合い(遺産分割協議)できない場合は、裁判所に調停を申し立てることで協議を図ることができます。

当事務所は裁判所への申立て書類作成をし、調停期日の流れなどを依頼者と打合せしました。

期日当日は依頼者と裁判所に同行し、精神的なサポートを行いました。

 時間にするとご相談時から約2年半ほど経過しましたが、最終的に調停にかわる決定という形で解決し、依頼者は無事に亡くなった父母名義の不動産を相続することができました。

 「自分一人ではとても解決できない問題で途方に暮れていた。無事に手続が終わり、住み慣れた家に住み続けることができて本当に嬉しいです。ありがとう」と感謝の言葉をいただきました。

 相続は一人で解決することが難しい問題が沢山あります。

相続専門の当事務所であれば、解決に向かってサポートすることができます。

同じように悩みを抱えている方がいれば、まずはご相談ください。

相続手続についての詳細や費用などはこちら

ご相談フォーム(相談無料)はこちら

この記事が気に入ったら
いいねしてね!